主にシステム面に関する内容です。
PCE版『リンダキューブ』、PS版『リンダキューブアゲイン』を中心に扱っており、
SS版『リンダキューブ完全版』については調査が不十分です。
データ上は存在しますが、通常範疇のプレイで捕獲することはできません。
ネオケニアにおいて唯一、無価値とされる動物。
適正価格。
当たり前ですが、人間を食料にすると人肉になります。
使用すると体力回復。副作用はなし。
本作では、♂は10匹で武器に。♀は5匹で身体、3匹で頭、2匹で足装備に。
ブタにも遠く及ばない戦闘能力。
行動が遅すぎるので大抵は瞬殺されますが、月のヤバサやハッスルでお膳立てすれば一応戦います。
“人間”のデータが存在するのは、単純に装備品のデータとの対応のためだと思われます。
動物に食われた人間の装備品という意図で「ヤブレ服」「ボロ帽子」「ズタぐつ」が用意されているのだと思いますが、
あらゆる装備品は動物の加工品であり、元となる動物の能力値を基準として装備品の能力値も決定されるという
本作ならではのシステムのために、“人間の装備”の元となる“人間”のデータが存在するのでしょう。
PCE版では空白になっていた肉の名前がPS版において「人肉」と設定されたのは
データ管理の際に分かりやすくするためとも、単なる悪ふざけとも考えられます。
なお「骨クズ」に関しては、システム上は上記の通り“人間”の骨ですが、
作中の描写からは動物全般のものとも、食われた人間のものとも解釈できますね。
恐らくケンとリンダの怪物化の「表示」のためだけに存在するデータ。
♂は5G、♀は23G。食料や装備品のデータは存在しない。
“人間”以上に想像を掻き立てられる存在ではあります。
作中に登場しないと思われる、データのみのアイテム。
効果は実装されていない。
ID | 名称 | 未鑑定名称 | 攻略本記載の効果 | 実効果 |
---|---|---|---|---|
24h | 青おばな | 青い花 | HPの最大値UP | なし |
25h | 青はこべ | 青い花 | 攻撃力の最大値UP | なし |
26h | 赤はこべ | 赤い花 | 守備力の最大値UP | なし |
27h | 青りんどう | 青い花 | 素早さの最大値UP | なし |
これらのデータはPS版で追加されたもので、原作のPCE版には存在しません。
ということは、一種の救済措置あるいはおまけとして追加された可能性が高いですが、
ドーピングアイテムであるためゲームバランスが崩れる恐れや
動物でなく植物を利用してステータスを上げるという点で趣旨と外れる仕様であることなどから
最終的に没になったものと思われます。
『一粒で サイやオオカミと タメ張れるほど 攻撃力が上がる』
などという噂がとにかくあちこちで聞ける、非常に強力な興奮剤。
戦闘中に飲むと、戦闘終了まで攻撃力が1.5倍に上昇しますが、
一定確率で副作用が現れ、眠ってしまいます。(※副作用が出るタイミングは飲んだ瞬間のみ)
この副作用が非常に強力で、基本的には戦闘終了まで永久に起きることがありません。
そのため、敵味方全員が眠ってしまったりすると、戦闘が終了せずハマります。
(意図的にやらない限り、そんなことはまず起こりませんが…)
このため、「敵に飲ませて眠らせることで一方的に仕留めるためのアイテム」
という認識のユーザーも少なからず居ると思われます。(PS版では後述のバグのため特に多そう)
ただし「飲む者のレベルが高いほど、副作用の現出する確率が上がる」仕様になっているため、
敵のレベルと運次第では副作用が出ず、逆に敵を超強化してしまう危険性もあります。
なお、副作用の現出確率はハッスルUが(レベル/32)、ハッスルVが(レベル/256)とのことです。
副作用が出にくいのがハッスルVというわけで、文句なしの改良版となっていますが、
敵に飲ませる場合、ハッスルVを使う意味はまったくありません。
味方が使う場合、自然回復しない副作用が非常に怖いものの、
アイテムの「解毒カプセル」、ケン&リンダの「応急処置」、猟犬の「体なめ」等で
回復させることができ、なおかつ攻撃力は戦闘終了まで上昇したままなので、有用です。
ただし、守備力と素早さには変化がないため、ダメージが通るようになったからといって
格上の動物と“タメが張れる”かどうかは状況次第ですが…。
PS版のハッスルに関しては、バグと思しき挙動が多く見られます。
PCE版では他の肉や薬などと同様に「食べる」「投げる」を自由に選ぶことができますが
PS版では通常、なぜか敵に対して「投げる」ことしかできません。
ところが、アイテム欄の一番右上にハッスルを配置しておくと、
通常とは逆に、味方が「食べる」ことしかできなくなります。
PS版では、戦闘中にそのキャラクターが初めてハッスルを飲んだ際、
敵味方に関わらず「必ず副作用が出る」ようになっています。
本来の確率判定によって副作用が出た際には「身体がしびれてしまった」と表示されますが、
この表示が出ない場合でもなぜか眠ってしまいます。
ところが2回目以降、同じキャラクターにさらにハッスルを飲ませると、
PCE版と同様、確率によってきちんと副作用判定が行われます。
解毒カプセルなどで先に眠り状態を解除していたとしても同様です。
同じキャラクターが戦闘中に2回以上ハッスルを飲む意味はまったくないので、
これらの挙動は明らかにバグだと思われます。
調査が不十分ですが、PS版で見られた異常な挙動は大方修正されている模様です。